いよいよ今年もあとわずかになってきましたが、冬といえば風邪やインフルエンザにかかる季節です。受験生なんかは特に予防接種をしたりして風邪やインフルエンザ対策をしていると思いますが、それ以上に効果的かもしれない栄養がビタミンDです!

 ビタミンDは「太陽のビタミン」と言われ、冬の日照時間の少ない時期は特に不足しやすい栄養なのですが、骨粗鬆症や風邪、インフルエンザに対する予防効果があると言われています。

風邪にはビタミンCでは? と思われた方も多いとおもいますが、実はビタミンDの方が予防効果が高いという研究結果が多く、ビタミンDと風邪の研究が本格的に始まったのが最近なので、あまり浸透していない様です。

2010年の研究で、栄養学の専門誌『アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション』に記載された日本の研究では、一般的な抗ウイルス薬よりもビタミンDの方が風邪、インフルエンザの予防効果が高かったという結論が出ています。

一般的な予防接種を受けた子供はリスクが10%低下しましたが、1日当たり1200IUのビタミンDを摂取した子供は風邪、インフルエンザのリスクが50%以上も低下したそうです!

予防接種の5倍もの効果がビタミンDにはあったわけです!

 他にも、成人と若者のデータ分析をした研究で、2009年に『アーカイブズ・オブ・インターナル・メディシン』に記載されたデータでは、ビタミンD濃度が低い人は、ビタミンD濃度が正常あるいは高い人に比べて、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症になる確率が36%も高かったというデータがあります。

この事からもビタミンDが風邪やインフルエンザの予防に効果的であると言えるでしょう。

 また、日本のビタミンDの正常者の割合を調べたデータによると日本の39~64歳の女性で、ビタミンDが正常な割合は20~30%、不十分が50%程度、不足が20~30%という結果で、不足傾向にある様です。

副作用として過剰摂取すると高カルシウム血症、食欲不振、多尿、不整脈などがあるそうですが、健康な成人では250μg(10000IU)/日までは安全とされており、高カルシウム血症は1000μg(100000IU)/日以上の摂取が必要との事なので、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。

通常は食事からの摂取か日に当たって体が合成する事でビタミンDを確保するのですが、体内のビタミンDが増えると日光浴による合成は止まる様なので、サプリメントを摂ったから外に出てはいけないという事もありません。

 この冬はビタミンDを摂取して風邪やインフルエンザにかからない様にしませんか(^^)/?
(下のリンクは2000IUですので、冬は寒くてなかなか外に出ないという方は5000IUでもいいかもしれません。)

  

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